Wematchがお勧めする『今アツい分野』シリーズ!!とうとうあと2回となりました。今回は第6弾目となりました!
第6弾は【SaaS】をテーマに掲げ、最前線で様々な業界を知っている弊社Wematchだからこそ知っている、この分野で働く魅力やネクストキャリアについて等お伝えしていきます。
SaaSとは?
SaaSとは、「Software as a Service」の頭文字を取ったもの。ソフトウェアをインストールすることなく、インターネット上でその機能を使うことのできる技術やサービスを指す言葉で,ここ数年、日本で一気に市民権を得てきました。テクノロジーの本場・アメリカでは、実は10年以上も前から熱視線を浴びており、ヨーロッパやアジアでも多くの注目を集めている市場です。やや遅れてではありますが、日本国内のITマーケットに占めるSaaSの存在感も日に日に増しており、2021年上半期だけで、10社以上のSaaS企業が10億円を超える大型資金調達に成功しました。この勢いはさらに加速すると見られ、2024年には1兆2000億円規模の巨大マーケットに成長するとの試算もあり、成長分野に飛び込みたい、挑戦したいと考える方にとって、これほど好機はないと言えるのではないでしょうか。
なぜSaaSがここまで耳目を集めるのか
それは、SaaSの圧倒的利便性とビジネスモデルにある。
先に触れた通り、SaaSとは「インターネットを通じてソフトウェアの機能を利用できる仕組み」です。ひと昔前は、たとえばパソコンでメール機能を使いたい場合、パッケージとして売られているメールソフトを購入し、パソコンにインストールしなければ使えませんでした。おまけに、数年も経てばソフトは古くなってしまい、新しいバージョンのパッケージを購入してインストールし直す必要もありました。1台のパソコンだけであれば、それほど大きな手間ではないように感じるかもしれませんが、100台、200台とパソコンを持っていたらどうでしょう。。。いちいちインストールしていては日が暮れてしまいますし、しかも、使いたい機能はメール以外にもたくさんあり、その分だけ手間がかかるのではないでしょうか。
この課題を鮮やかに解決したのが、SaaSの技術なのです。
インターネットと通信網の普及により、機能をまとめたパッケージソフトをインストールせずとも、その機能だけをインターネット上で利用できるようになったのです。たとえば、「Gmail」のページを開くだけで、メールの機能はすぐに使えます。アップデートも必要なく(そのことを意識すらせず)、常に最新のサービスを利用できます。メール機能だけでなく、勤怠管理だって、経費精算だって、今や業務に関係するほとんどすべての機能が、SaaSの形式で提供されるようになっています。業務効率化に直結することから、BtoB(ビジネス用途)での利用が主となっており、これを読んでいる皆さんも、おそらく複数のSaaSを使っていることだろうと思います。名刺管理のSansan、営業支援のSalesforce、チャットツールのSlackにTeams、ビデオ会議のZOOM、クラウドストレージのGoogleDriveにDropbox、経費会計のfreeeにマネーフォワード…具体例は数えるときりが無いですが、それほどにSaaSという技術は便利で革命的だったと言えます。
SaaSだからこそ磨けるスキルとキャリアの可能性
ここでは、SaaS業界は転職先として本当にふさわしいのか、どんなスキルが磨かれ、どんなキャリアを描けるのかを紹介していきます。
SaaSは、ビジネスとして成功するためには、
①サービスに興味を持ってくれる顧客を一社でも多く開拓すること
②その顧客に一社でも多くサービスを利用し始めてもらうこと
③少しでも長く継続して利用してもらうこと
の3つが必要となってきます。「売り切り型」ではないため、契約して終わりではなく、むしろ契約してからが本番だと言えます。チャーンレート(解約率)をできる限り低くし、長く使い続けてもらわなければならないのです。一人の営業が担当につき、一連の流れすべてをフォローするような体制ではまかないきれないため、それぞれに専門特化した担当を置く「分業制」を採用することが多いです。その代表例が、SaaSの世界的代表企業であるセールスフォース・ドットコムが作り上げた「The Model」という営業の仕組みです。マーケティング、インサイドセールス、営業(フィールドセールス)、カスタマーサクセスという専門部隊に分かれ、マーケティングがサービス認知を高めて集客し、インサイドセールスが然るべきタイミングでコンタクトを取ってニーズを把握、フィールドセールスが提案とクロージングを行い、契約後はカスタマーサクセスがフォローに入り、クライアントと長期的な関係を築いていく。。。それぞれが高いパフォーマンスを上げて連携を図ることで、SaaSビジネスを成功へと導いていけると考えれらます。
エンジニアやバックオフィスなどの機能を除けば、SaaSで働くことは、この分業体制のいずれかに属することを意味します。それぞれの分業部隊はミッションが異なっており、求められるスキルや適性も当然変わってきます。営業企画や見込み顧客へのアプローチ、営業マーケティングなどが得意な方はインサイドセールス、顧客折衝や関係構築、クロージングなどが得意な方はフィールドセールス、顧客のアフターフォローや伴走型のサポートが得意な方はカスタマーサクセスといったように、色々な性格・タイプ・仕事のスタイルのビジネスパーソンが活躍できる土壌があるため、実は中途採用での門戸は意外と広いのではないでしょうか。
ちなみに、The Modelを採用するSaaSであれば、各領域の専門性は汎用性が高いことが多いです。つまり、一定の専門性を積んだら別の分野のSaaSに行く、という選択もしやすいと言えます。異業種の同じ仕事を経験してさらに専門性に磨きをかけるもよし、そのとき伸びているSaaSに飛び込んで腕試しをするもよし。可能性を狭めることなく、むしろ広げていきながら、多彩なキャリアパスを描けると思います。業界全体が拡大期にあるSaaSという分野では、ものの1〜2年で会社が急成長していくことも珍しくありません。それに伴って重要なポストに空きが生まれたり、新しいチームが誕生したりするのも日常茶飯事のため、「上が詰まっていて昇進が望めない」といった不満とも無縁であると言えます。
SaaSと聞くと専門性が高く挑戦できないと考えがちですが、成長分野の企業で働きキャリアアップを目指していきたい方にはとても向いていますし、今がまさにそのチャンスだと言えます。またSaaSで働く魅力は、まず第一に分業制のため適正にあうポジションに就け専門性を磨けること。第二に変化や成長が激しく刺激が多い。そして拡大フェーズにつき昇進機会が豊富で、SaaS内での転職もしやすいこと。等多くあり、チャンスも将来性もあり、まさに今アツい分野です。コロナ禍で先行きの見えない時代、会社の将来性に不安を感じている方は多いと思います。伸びている分野に身を置きたいと考えるビジネスパーソンにおすすめしたい領域、それが「SaaS(サース)」だと改めて感じました。
WematchではSaaSの人材紹介事業はもちろん、その他営業職やITエンジニア、製造業やHRなどの人材紹介も行っており、6000を超える全国の求人から転職者の方に合う求人をご提案でき、キャリア形成や面接内定までのサポートをさせていただきます。応募された際の会社側との条件の交渉についてもキャリアアドバイザーにお任せいただけます!
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